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バッグを「パドルが入るか」で選ぶと失敗する。パドルは大抵どのバッグにも入る。決め手は、シューズと汗のついた着替えを、車や電車で持ち帰れる作りかどうかだ。
この記事は、パドル2本とシューズを持って電車か車で通う人向けの答えだ。パドル1本で近所へ歩いて行く人は対象ではない。
「パドルが入ればどんなバッグでもいい」が、帰り道で崩れる
ピックルボールのバッグを探すと、「専用バッグは要らない、パドルが入ればリュックでいい」という声にぶつかる。行きはそれで正しい。崩れるのは帰り道だ。
帰りには、汗のついたシューズと着替えが加わる。普通のリュックだと、シューズを袋に入れて、パドルと同じ空間に押し込むことになる。電車なら周りの人に気を使い、車なら次の日にバッグから匂いが取れない。
この商品は、そこを分けている。シューズ収納ポケットが独立していて、飲み物用の断熱アルミフィルムポケットが別にある。パドルは背面のポケットに2本入り、中にはカラビナフックが付いている。
数字は、容量約35L、サイズ32×25×48cm、重さ約1,200g、素材はポリエステル(裏PVC加工)と合成皮革。アイウエア対応ポケット、ボールポケット、アクセサリーポケットが別にあり、キャリーバッグのハンドルにも通せる。
SPLIT-STRAPを搭載したツアーモデルで、2026年秋冬の新作だ。
価格は楽天市場のミズノ公式でもAmazonでも1万円台半ば。パドルが入るだけのリュックより高い。差額の中身は、帰り道の仕分けだ。
このバッグが向かない人、向いている人
先に、この商品が向かない人を言っておく。
- パドル1本で、近所のコートへ歩いて行く人。35Lは大きすぎて、1,200gの重さも余計だ。同じミズノに30Lで650gの軽いモデルが別にあり、そちらを案内した記事がある
- 黒以外の色が欲しい人。この商品の色はブラックの1色で、他の色を選ぶなら別の商品になる
- パドルをバッグの外側に見せて持ちたい人。この商品はパドルを背面ポケットの中に収める作りで、外付けの見せ方には向かない
逆に、次の3つに当てはまる人には、このバッグで答えが出る。
- パドル2本とシューズを、電車か車で運んでいる
- 汗のついたシューズや着替えを、パドルと分けて持ち帰りたい
- 遠征や合宿で、キャリーバッグの上に載せて移動することがある
当てはまらない人には、30Lの軽いモデルのほうが合う。当てはまる人は、このまま読み進めてほしい。
「リュックで十分」で通い続けた人が、あとで払うもの
リュックで通い続けた人が払うのは、バッグ代ではなく、帰り道のたびの小さな手間だ。シューズを袋に入れ、飲み物を別の袋に入れ、パドルの面を着替えで挟む。毎回3分の仕分けを、週1回なら年に50回払う。
もう一つは、パドルの面だ。シューズや水筒と同じ空間に入れ続けると、面に当たる。パドルの値段はバッグの2倍から3倍で、面が傷んで買い替えるなら、バッグを先に買ったほうが安かった、になる。
「専用バッグは大げさ」と感じる気持ちは分かる。だが専用の中身は、見た目ではなく仕分けだ。仕分けの手間を毎回払うか、一度バッグで払うか。そういう比較になる。
15,400円は、年に50回の仕分けと、パドルの面を守る代金として払う金額だ。それを高いと感じるなら、30Lの8,250円のモデルという選択肢もある。ゼロにする理由だけが無い。
運ぶものが決まっているなら、今日決める
条件に当てはまった人がやることは一つで、下の商品ページで型番63GDD03109(ツアーバックパック 35L)を確かめて注文することだ。楽天市場はミズノ公式オンラインが扱っている。
買う前に確かめるのは、35L(ツアーバックパック・シューズ収納あり)であって、30L(バックパック・シューズ収納なし)ではないことの1点。型番が63GDD031と63GDD032で1桁違う。
まだ「リュックで足りる」と迷うなら、帰り道にシューズと汗をかいた着替えを分けられるかだけ考えてほしい。パドル2本とシューズを持って通うあなたに、このツアーバックパックを勧める。

