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パドルの選び方を10個も覚える必要はない。自分が欲しいのは反発なのか、抑えなのか。それだけ決めれば、1本に絞れる。
この記事は、選び方の記事を読み比べて決まらなくなった人向けの答えだ。反発を取る人の1本を、ここで決める。
「選び方」の記事を読むほど、選べなくなる理由
パドルの選び方を調べると、重さ、厚み、フェース素材、形状、グリップ径、コア、と項目が10個近く並ぶ。全部を見て決めようとすると、どの1本も一長一短に見えて、決まらない。項目が多いことが、決まらない原因だ。
ネットに多い「初心者は軽くて厚いパドル」という声も、半分しか合っていない。軽くて厚いパドルは抑えが利くが、飛ばない。飛ばないパドルで「もっと強く」と力むことになる人には、最初から逆の答えが要る。
だから基準は1つでいい。ボールを飛ばしたいのか、抑えたいのか。反発を取ると決めた人の1本が、この商品だ。ミズノ独自の素材ENERZYCELL(エナジーセル)で反発を限界まで引き上げた、とメーカーが説明している。
数字は、厚み13mm、平均質量約227g(8.0オンス)、幅7.8インチ、フェースはグラファイト(MZ-36C)、コアはポリプロピレン。表面の特殊コーティングSPINKOTE(スピンコート)で回転もかかる。2026年秋冬に発売されたスピード重視のツアーモデルだ。
価格は楽天市場のミズノ公式でもAmazonでも3万円台前半。安くはない。だから次の章で、自分が「反発」側かどうかを先に決めてほしい。
このパドルが向かない人、向いている人
先に、この商品が向かない人を言っておく。
- 抑えを取りたい人。ネット際で低く止めたい、飛びすぎを抑えたい人には、反発を上げたこのモデルは向かない。厚み16mmの別のモデルを探すこと
- 最初の1本を1万円以内で決めたい人。3万円台の単品で、付属品も無い。予算が先なら、別の記事で1万円以内の1本を案内している
- スイングウェイトを自分で調整したい人。ミズノには錘を動かせる上位モデル(アクロストライクLX)が別にあり、それは別の型番だ
逆に、次の3つに当てはまる人には、この1本で答えが出る。
- テニスやバドミントンで、飛ぶラケットを好んで使ってきた
- ラリーで押し負けるのが嫌で、速い球を深く打ち込みたい
- 日本のメーカーの現行モデルで、仕様と型番がはっきりした1本が欲しい
当てはまらない人には、16mmの抑え型か、1万円以内の1本のほうが合う。当てはまる人は、このまま読み進めてほしい。
10項目を比べ続けた人が、あとで払うもの
選び方の記事を5本読んで、比較表を3枚作って、それでも決まらない人は珍しくない。その人が払っているのはパドル代ではなく、決まらないまま過ぎた週末の練習だ。比べている間、手元のパドルは変わらない。
10項目で選ぼうとすると、全部が平均点の1本に落ち着きやすい。平均点のパドルは、飛びもせず、抑えもせず、何が欲しかったのかを忘れさせる。基準を1つに絞った人だけが、買った理由を覚えている。
「もう少し安いので様子を見る」と考えるなら、それは反発を取ると決めていない証拠だ。決めていないなら、この記事の答えではなく、1万円以内の1本から始めたほうがいい。決めたなら、様子見の1本は遠回りになる。
31,900円は、決めた人にとっては1回の買い物で、決めていない人にとっては迷いを先送りする出費だ。どちらの人か、先に決める。
「反発」と決めたら、今日決める
条件に当てはまった人がやることは一つで、下の商品ページで型番63GPB62100(アクロスピードSX)を確かめて注文することだ。楽天市場はミズノ公式オンラインが扱っている。
買う前に確かめるのは、アクロスピードSX(13mm・反発型)であって、アクロストライクLX(16mm・調整型)ではないことの1点。名前が似ていて、値段が8,000円違う。
まだ「もう少し選び方を調べてから」と迷うなら、基準を「反発」の1つに戻してほしい。速い球を返したい側だと分かったなら、項目を増やさなくても、アクロスピードSXがその答えになる。

