※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。
パドルのランキングを見て1位を買う人は、来月のランキングでまた迷う。ランキングが要らなくなるのは、買ったあとに自分で振り味を変えられる1本だ。
この記事は、すでに1本持っていて、次の1本をランキングで探している中級者以上向けの答えだ。最初の1本なら、この記事ではない。
ランキングの1位が、あなたの1位ではない理由
パドルのランキングを探すと、10本、20本の順位が並ぶ。だが順位は、書いた人の基準で付いている。パワー重視の人のランキングと、コントロール重視の人のランキングでは、1位が入れ替わる。
もう一つ、ランキングは買った時点で止まる。買ったあとに「もう少しヘッドを重くしたい」と思っても、パドルは変えられない。だからまた次のランキングを探す。この繰り返しが、ランキングを見る人の癖になっている。
この商品は、その繰り返しを断つ作りだ。両サイドのトラック上の錘を動かして、スイングウェイトを自分で変えられる。ミズノ独自のFAST TRACK(ファストトラック)で、専用レンチが付属する。トップヘビーにすればパワフルに、トップライトにすれば操作性よく、何度でも変えられる。
数字は、厚み16mm、平均質量約235g(8.3オンス)、幅7.4インチ、素材はグラファイト(MZ-36C)にポリプロピレン、錘にスチールとチタン。表面のSPINKOTE(スピンコート)で回転もかかる。メーカーの位置づけは、パワフルなプレイヤー向けのツアーモデルだ。
価格は楽天市場のミズノ公式でもAmazonでも4万円前後。ランキング上位の海外ブランドと同じか、それ以上の値段だ。だからこそ、次の章で自分が「調整する人」かどうかを先に決めてほしい。
このパドルが向かない人、向いている人
先に、この商品が向かない人を言っておく。
- 最初の1本を探している人。これは中級者以上向けのツアーモデルで、値段も3万円台後半だ。最初の1本なら、1万円以内の1本を案内している別の記事を読んでほしい
- 錘を動かすような調整をしたくない人。買ってそのまま使いたい人には、調整機能は無駄になる。ミズノには調整機能のないアクロスピードSXが別にある
- 軽いパドルが欲しい人。約235gは、軽量モデルより重い。錘を外しても、軽量モデルにはならない
逆に、次の3つに当てはまる人には、この1本で答えが出る。
- すでに1本持っていて、「もう少し重く」「もう少し振り抜きたい」と感じたことがある
- パワーで押す打ち方で、ヘッドの重さを自分で決めたい
- 次のランキングを探す時間を、調整に使いたい
当てはまらない人には、1万円以内の1本か、調整機能のないモデルのほうが合う。当てはまる人は、このまま読み進めてほしい。
ランキングを追い続けた人が、あとで払うもの
ランキングを追う人は、パドルを買い替えるたびに、前の1本で覚えた感覚を捨てている。2本目、3本目と買うほど、手元に残るのは使わないパドルと、なじみ直しの時間だ。
「1位を買えば間違いない」と考える人は、1位が変わるたびに間違いを感じる。順位は他人の基準で動くので、自分の打ち方が変わっていなくても、不安だけが更新される。
調整できる1本を持つ人は、打ち方が変わったときにパドルを買い替えず、錘を動かす。買い替えの代金と、なじみ直しの時間が、レンチ1本ぶんの手間に置き換わる。
39,600円は、2本目、3本目と買い足す人の合計より安い。1本で済ませる人にとっての値段であって、ランキングを追い続ける人にとっては、また1本増えるだけだ。どちらの人か、先に決める。
調整する側に立つなら、今日決める
条件に当てはまった人がやることは一つで、下の商品ページで型番63GPB60000(アクロストライクLX)と、専用レンチが付属することを確かめて注文することだ。楽天市場はミズノ公式オンライン、Amazonはスーパースポーツゼビオが同じ価格で扱っていた。
買う前に確かめるのは、アクロストライクLX(16mm・調整型)であって、アクロスピードSX(13mm・反発型)ではないことの1点。名前が似ていて、値段が8,000円違う。
まだ「今月の1位を見てから」と迷うなら、順位が変わっても自分で振り味を合わせ直せる点を思い出してほしい。調整する側に回りたいあなたには、アクロストライクLXを勧める。

